ごあいさつ
早いのもので私が医者となって四半世紀が過ぎ去ろうとしております。その間多くの患者様と出会い、多くの命を救い、多くの死と直面して参りました。その間に培った知識・経験を基に、今までの医者としての人生の集大成として作り上げたのが総合診療・田島クリニックでございます。
クリニックの特徴としては、総合診療科として内科系・外科系、保険診療・自費診療多くのジャンルにご対応可能という点にあります。
また3度のアメリカ留学・多くの海外経験から、国際化都市<YOKOHAMA> にふさわしい、インターナショナル(国際的)な医療を実践して行きます。
<生涯一医師> をモットーに地域の患者様のために粉骨砕身頑張って行く所存でございます。どんなことでもお気軽にご相談ください。どうか末永くよろしくお願い申し上げます。
院長プロフィール
1996 横浜市立大学医学部大学院医学研究科博士課程 卒
医学博士 修得
1996 カリフォルニア州立大学サンディエゴ校
メディカルセンター研究員
(University of California、San Diego, School of Medicine)
横浜市立大学医学部付属病院・横浜南共済病院など関連病院勤務
1999 カリフォルニア州立大学サンディエゴ校
メディカルセンター研究員
2004 横浜市中区本牧原に本牧ベイサイドクリニック開設 (院 長)
2004-2014の10年間で新患数 約30,000名
総受診者数 約300,000名の実績
2014 アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコに留学のため滞在
アメリカ最先端の医学・医療のみならず語学・IT・医院経営に造形を深める
2017 横浜市中区山下町に総合診療 田島クリニックを開設
医療理念 田島クリニック 5つの < I >
Integration 統合
医療の専門化の弊害が叫ばれている中、各科を関連づけ診察致します
Insight 洞察
開業医が得ることができる少ない情報からその内にあるご病状を判断致します
Informed Consent インフォームドコンセント
患者様に解りやすく説明し、理解していただきます
Integrity 誠実さ
患者様の訴えに対し真摯に耳を傾け丁寧にご対応致します
Internationality 国際的医療
国際都市<YOKOHAMA>にふさわしく、3度のアメリカ留学、多くの海外経験を生かし、国際的医療を推進致します
院長からメッセージ
1.クリニックへのこだわり
診察をお待ちいただく間、患者さんにくつろいでいただきたいと、内装にはギリギリまで自分の理想にこだわりました。院内の床全体に本物の石を、特にクリニックの象徴である2本の柱には大理石を用いてています。待合いには、患者様が頭までゆったりと寄りかかれる高い背もたれのソファをご用意してあります。クリニックは1階の角地にあります。全てガラス張りをし開放感を実現致しました。外からは患者様の存在が解らないよう配慮しつつ、日差しを多く取り入れる設計にしました。来院される患者様は、どこかおつら病気やケガなどおつらい気持ちや不安があるわけですから、少しでも安心してご受診いただき、またリラックスしていただけるようにと配慮を心がけております。
内科系・外科系多岐に診療科を掲げています。とりもなおさず、これは<ホームドクターである以上、どんな患者様も診れなければならない>とう使命感からです。実際開院以来、かぜや外傷のみならずもっと重篤な疾患をお持ちの患者様など実に様々な方々が来院されています。もちろん専門病院で対応した方が良いという場合もあります。その際は適切な判断の下、専門機関へとご紹介致しますので、安心してご来院ください。設備に関しても<専門病院に遜色ない>最先端・高性能な医療機器を導入しております。デジタルレントゲン撮影装置、経鼻内視鏡、超音波診断装置、心電計などを設置してあります。リハビリ機器は、ウォーターベッド、低周波、マイクロ、レーザーなどを導入しています。
2.山下町を選んだ理由
学生時代、また、医師になってからも横浜の山手エリアに長らくに住んでいたこともあって、縁も思い出のある場所です。いわば自分の庭のような感覚です。山下町には、港横浜の主要な観光地である山下公園・大桟橋・元町・中華街があります。このような華やかの観光地であると同時に、多くの行政機関や会社がひしめく官公庁・ビジネス街でもあります。その一方で古くからの居住地に新興のマンションが立ち並ぶ新旧が美しく融合した住宅地でもあります。患者様は日本人の患者様はもちろん、中華系科挙の患者様、また外国企業の駐在員の方々など多国籍です。このような社会の流れがクロスオーバーする開放的でインターナショナルな土地でこそ自分の目指している医療が実現・実践できると思いました。
3.医者になった理由
幼少の頃から医者になりたいと漠然と思っていました。実家は公務員の家庭で家族や親戚に医者がいたわけではありません。しかし「大人になったら医者になりたい」と幼稚園の卒園文集に書いていました。人を助ける仕事に憧れていたのだと思います。そのまま気持ちは変わることなく、医学部に進学し博士課程を取得。大学病院や医局の関連病院で研鑽を積みました。その間に研究員としてアメリカに留学し、帰国後に一度クリニックを開業致しました。10年間院長と診療・経営に携わりましたが、<まだ自分には足りない何かがある><医者としての人生でやり残したことがある>という思いで再度渡米し多くのことを学び、帰国後2017年9月に田島クリニックを開院致しました。
4.亡き父への想い そしてアメリカ
医学生の頃からアメリカへ留学への強い思いはずっと心の中に持っていました。横浜市立大学医学部大学院在学中に、その希望は最高潮に達し、どうしてもアメリカの最先端の医療・医学を学びたいという気持ちになりました。大学院卒業し医学博士号を修得した後カリフォルニア州立大学サンディエゴ校メディカルセンターの研究員といて勉強できる機会に恵まれました。最初の留学では、日々カルチャーショックの連続でした。例えば1件目の手術は朝7時に執刀されます。それに合わせてレジデント(研修医)毎朝朝5時に出勤しそれに備えます。極めて難易度の高い手術を毎日何件もこなし、日本では希少な症例が世界中から集まってきます。私が留学していた頃は日本ではまだ心臓・肺の移植や生体肝臓移植もまだ実質行われていない時代でした。それらが何事もなく日常の中で行われておりました。アメリカの競争社会はレジデントも例外ではありません。彼らは皆、優秀かつ貪欲で常に自分を磨く、少しでも上を目指すという意欲に燃えていました。若い医師達が競争社会で生き抜くためのパワフルさとタフさ、情熱と野心は、日本とはまったく異なるものだと驚愕しました。
一度目の留学は見学程度でした。しかしそれに刺激されどうしても本格的に勉強したいという思いから再度留学を試みました。ところが、アメリカで生活を始めてすぐに父親が突然交通事故死してしまい、志なかばで急遽帰国せざるを得なくなりました。このように2回目の留学では、所謂<不完全燃焼>の状態で帰国を余儀なくされたことになります。その<不完全燃焼>の気持ちは年月を経ても心から決して消え去るものではありませんでした。<医者としてやり残したことがある>この気持ちが3度目の留学へと私を強く駆り立てました。年老いた時自分の人生を振り返ってみて、決して後悔しない生き方を選びたかったのです。
5.目指す医療・理想の医師像とは
一言で言うと、<アメリカのホームドクター>です。アメリカではホームドクター制度が根付いていて、患者様は、どんな症状でも、まずはかかりつけの医師の元へ行きます。アメリカのホームドクターは一言で言えば<何にでも対応できる家庭医>です。どの様な患者様にも当たり前のように幅広く対応します。また基幹病院のオペ室を使い、そのホームドクターが執刀・手術することもあります。 もちろん専門的な検査・治療が必要と判断される場合専門病院へ連携致します。ホームドクター一人ひとりが対応する幅がかなり広いと言えます。私もそのような幅広く対応できる医療を目指しています。
ホームページにも唱ってあります、5つの<I>を実践して行きたいと思います。Integrity(統合した医療)・Insight(洞察)・Informed Consent(インフォームドコンセント)・Integrity(誠実さ)・Internationality(国際的医療)です。つまり専門性にこだわず、少ない情報で患者様のご病気を洞察し、誠意をもってご病状を説明し、人種国籍問わず医療を実践して行くということです。決して「上から目線」にならないよう、極力解かりやすく、患者様に合わせた対応を心がけています。様々な患者様が来院されますので、それぞれの立場に立って病状や治療の方針をご説明します。何でも遠慮なさらず聞いてただきたいので、話しやすい雰囲気づくりも大切だと考えています。
6.患者様へ
<このクリニックにかかって良かった>この患者様のお言葉が開業医の勲章です。皆さまから愛され、信頼されるクリニックを作って作って行きたいですね。症状の重症度の問題ではなく、どんな患者様でも安心して来院できるクリニックでありたいです。 幸いにも3度のアメリカ留学と海外生活の経験がありますので、英語での対応も可能です。人種国籍を問わない国際的な医療を展開して行きたいですね。また現在95%以上が地元の患者様ですが、更に広範囲よりご受診いただけたらと思っています。
多くの若者と同様、私も若い時代はもっと野心家で自分の成功すること、医者として成り上がることしか考えておらず、大切なことを見失っていた気がします。しかし運命の波に翻弄され、数多くの挫折を経験し、辿り着いた境地、それは<病を見つけ病を治す> これが医療の原点であり、患者様に尽くすこと、これが医療のあるべき姿と思っております。
田島クリニック
TEL 045(264)8332
www.tajimaclinic.yokohama
1F Etoile Yamashita, 118-1 Yamashita -Cho, Naka-ku, Yokohama, 231-0023
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